2007 アメリカスポーツ医学会
エネルギー不足は低栄養をもたらしカルシウムの摂取不足にもつながります。その結果、骨粗鬆症を誘発し疲労骨折のリスクが高まります。また、十分なエネルギーを摂取しないと脳からのホルモン分泌が低下して無月経となります。
無月経は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌低下状態を示します。エストロゲンは骨量を増加させる作用を有しています。エストロゲンが十分分泌されないと骨密度が上がらず、骨粗鬆症および疲労骨折のリスクを増加させます。